2024年08月11日

本物は凄い!感性は五感で感じて頭で見るもの (第三の思考若杉、北斎・広重を熱く語ります)

 北斎組、広重組(≧∇≦)勝てません
凄すぎて天晴れすぎてかないません
   お手上げです

 何が凄いっても
浮世絵は一人で出来てません、作れません
 総ての浮世絵には
これは俺が作ったんだ!の落款が3.4個押されています
 それは三枚綴りの作品ならその一枚一枚に必ずあります。

この浮世絵のこの仕事は
この俺がやったんだ
 筆 広重・桐 ◎◎・彫 ◎◎の落款が押してあり
文句があったら掛かって来いや

(σ≧▽≦)σ 超 『E』 です

  
 
北斎組の凄い所は一撃必殺の凄さです。
広重組の凄い所は、んの違和感の感性が完成されてる所が凄いのです。

北斎組の一撃必殺の凄さは
 例えると(=゜▽゜)赤富士
 赤富士の絵を一度でも見ると
 白い紙に黒い線で、あの山形のラインを
 誰が書いても「富士山」って解るところが
 一撃必殺の凄さです

 その凄さを支えてるのが
 彫師と摺師(≧∇≦)です
 赤富士の版木は4枚、摺りはたったの7工程
 削るだけ削って最小限で勝負する
 彫師も摺師の完成された感性が
 凄腕です

圧巻は「遠江山中」で
 その構図は斬新で大胆で奇抜過ぎて印象的で
 一撃で目に残ります

 絵の中央斜めにドカンと
 上下を分ける大きな白抜きの四角い箱がある
 斬新で奇抜過ぎて
 二度と誰も北斎も使えません。
  例えると(=゜▽゜)アーティスティックスイミングのフランスの
  斬新で奇抜でと大胆過ぎて二度と誰も使えない衣装の様な

一撃必殺の凄さの極みです。
 
すみません絵の勉強はあまりしてなくて
 言語化できる知識が乏しく
 何処がどう凄いのか言えないので
 (=゜▽゜)広重組にうつります

  

あのゴッホも模写した「大はしあたけの夕立」です
 雨を表現するために絵に斜め線、描けますか
 はい若杉は(≧∇≦)描けません
 その斜め線一本一本表現が違い
 角度、細さ太さ、線の切れ具合等々が違います
 若杉には(≧∇≦)彫れません摺れません。

 またこの状況をデジタル処理すると
 人々は停まった静止画なのですが
 雨は線でなく、粒、点となるので
 夕立の凄さが伝わりません表現できません

 感じる感性はリアルなアナログなのです。
 ◎~◎~◎ 

東海道五十三次 箱根ですが
 之こそデジタル処理では駄目だ
 (σ≧▽≦)σ 現物を見ろです

 デジタル処理された箱根では
 白抜きで画かれている富士山が
 見え過ぎるのです、そこにあると判るのです
 それは全くの駄目ダメな駄作で

 広重組の感性が完全に消されてます

 原画の浮世絵 箱根では
 多彩な色合いでシャープで目に残る箱根の奥に
 薄いクリーム色の空に
 それよりもほんの少しだけ薄い富士山形があるだけの
  
 目を凝らして見ないと見えないものなのです

 実際に箱根がそう見える現場に立つと
 富士山は目を凝らさなければ見えない位いに遠いのです

 箱根の浮世絵を目を凝らしてみると
 一瞬でその場所に連れて行く感性が
 本物にはあります。本物だけの力業です。
 
  

 まとめ(≧∇≦)ます

デジタル処理で
処理された消されて了った無くなったものが

本物にはあります。
本物は凄いがあります。

本物の凄さを実際に空間と時間を共有し
五感を使って感じ取ると

本物は凄いです。
本物は凄いのです。

 以上
よんでいただきありがとう御座いました。

  
 
 余談( ・∇・)ですが
彩色版画で県知事賞に出かけた若杉は
構図をちょっと写真から借りましたと自首したら
校長室に半日正座したほど
彫りと摺の腕はまあまああります

 浮世絵好きです 

おまけの余談ですが
 北斎組と広重組の落款はデジタル処理して保存してます
 作品区分で落款印の違いも保存してます
 これで本物か贋作かの照合は可能です鑑定できるかもです
 若杉( ・∇・)ハタ師なれるかもです

 え印鑑もサインも模倣するんですか
  贋作のプロ恐るべし(=゜▽゜)そう言えば四国の美術館もでしたね

 

  
 


 


 






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